本文へ移動

日清のカーボンニュートラルへ向けた取組

「中小企業版SBT認証」を取得しました

この度、弊社は脱炭素社会実現に向けた取組の一環として、「中小企業版SBT認証」を取得しました。

SBT (Science Based Targets) とは、パリ協定に準ずる、企業が設定する温室効果ガス排出削減目標のことです。
 
その中でも中小企業向けに規模やリソースが考慮されたものを、「中小企業版SBT」と呼びます。

 
今後も持続可能な社会の実現に向けて、温室効果ガスの削減に積極的に取り組んでまいります。

日清の想い ~美しい地球を未来へつなぐ ~

鋳物はエコな金属加工法である

地球上の金属資源は残りが少なく、リサイクルこそが人類の生きる道である。

これには鋳造が最も適しており、鋳物の方が塑(そ)性加工と比べてリサイクル地金の使用が可能です。

一見、鋳造業は大量のエネルギーを消費する (CO2 を発生する産業に見えますが鋳造に用いる地金はほとんどがリサイクル地金 (スクラップ地金で、 省資源に適した金属加工法です。

さらには、環境に配慮したモノづくりから温室効果ガスの低減を進め、カーボンニュートラルの為に、まずは2030年度のCO₂排出の削減目標を立てました。

SBT認証その推進の一環です。

私たちは、3R・省エネ・創エネ・蓄エネを推進し、限りある資源を大切にし、更なる温室効果ガスの発生を削減することで、次世代へ良い環境が続いていくことを願い、行動していきます。
 

 
長期的計画的に設備投資を行い、着実にカーボンニュートラルを進めていきます。

カーボンニュートラル実現のためには、お客様・サプライヤー様・他ステークホルダーの皆様の協力が不可欠です。引き続きご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

【当社の削減目標の内容】

・スコープ1及びスコープ2の温室効果ガス排出量を2030年度に2019年度比で46.2%削減
 

・スコープ3排出量の把握と削減に取り組むことを約束
 

現在のプロセスで認定することができる最も野心的な1.5℃水準にて認定取得

ロードマップ(※クリックして拡大)
サプライヤーチェーンGHG排出集計表(※クリックして拡大)

鋳物の特徴・環境性について

産業連関表の金額ベースで比較した製缶品と鋳造品の比較(※クリックで拡大)
鋳物は鉄スクラップをリサイクルしているため、原材料のCo2排出量はゼロであり※1、環境に配慮した素材です。
産業連関表の金額ベースで比較した製缶品と鋳造品の比較をすると、1円あたりの係数が製缶品は6.49なのに対し、鋳造品は1.69であり、排出量が26.2%と少ないです。

※1:産業連関表 2612011鉄屑

弊社CFP算定による1次データの重要性

金額ベースで算出した場合と1次データで算出した場合の比較(※クリックで拡大)
弊社代表製品を産業連関の金額ベースで算定を行うと1993.64kg-Co2となります。
しかしCFPで算定を行うと384.29kg-Co2、19.28%となり、顧客に本データを提供することで、顧客のスコープ3カテゴリ1が大きく減少することが可能となりました。
TOPへ戻る